印刷で作るのぼり

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のぼりを作る際に、印刷の方法は大きく分けて二つあります。一つはシルクスクリーン印刷であり、もう一つは昇華インクジェット印刷です。これらはそれぞれに大きな違いがあり、のぼり制作会社はその目的や用途によって使い分けているのです。
まずシルクスクリーン印刷とは、一色ごとに版を起こして、直接インクを刷り込む方法です。実際には網目状になっているシルクに、スキージというゴムのヘラで圧力をかけて印刷します。この名前はシルクのスクリーンを使って印刷するのでシルクスクリーン印刷と呼ばれています。二つ目の昇華インクジェット印刷は、超音波ノズルから直接インクを噴出させることで印刷する方法です。これはインクに圧力や熱を加えて微粒子の状態に変化させて、それを吹き付けるという形をとっています。

シルクスクリーン印刷について

シルクスクリーン印刷の良さは何といっても、空気と水状のもの以外ならなんにでも印刷できるという点です。つまり、印刷の素材を選びません。また、インクの種類も多いので、非常に綺麗な仕上がりになるのも特徴のひとつです。アメリカの芸術家が、この印刷方法で多くの作品を発表したことで有名になった例もあります。シルクスクリーン印刷は、大量に印刷することでコストが安くなります。その反面、少量の印刷ではコスト高になる傾向があります。すなわち大量印刷をすることで、昇華インクジェット印刷よりもコストパフォーマンスが高くなるのです。なお、厚塗りが可能なために悪天候にも強く、長持ちします。また、裏抜けも良く鮮やかな印象を与えます。しかしその反面、写真や細かい色の表現は苦手で、色の種類が増えればそれだけコストが高くなるのも難点のひとつです。

昇華インクジェット印刷について

この印刷方法は、シルクスクリーン印刷のような製版が必要ありません。その為に少量の印刷でもコスト高にならないことがメリットとして挙げられます。その上、写真や複雑な色の表現であっても値段が変わらず、フルカラーでなおかつ高解像度の美しい印刷を実現します。ただ、印刷枚数が多くても少なくても、一枚当たりのコストはあまり変わらず、大量に発注したからと言ってその分安くなるということはありません。また、色目はシルクスクリーン印刷に較べて少し鮮やかさに欠ける印象です。
以上、代表的な二つの印刷方法について述べました。この二つをコスト的にみれば、小ロット印刷なら昇華インクジェット印刷の方が優れ、大量印刷ならシルクスクリーン印刷が優れています。また、鮮やかな色で裏抜けが良いものを求めるのならシルクスクリーン印刷が良いでしょう。ただし、写真を入れたり、安く綺麗にを求めるのなら昇華インクジェットを選びましょう。

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